歴史と共に歩む月光園
関西の奥座敷、1300年の歴史を持つ日本最古の名湯有馬温泉に、月光園が根を下ろして70年が過ぎました。
高度成長期にお客様の需要に応えるため、いち早く鉄筋建築への取組を行う等従来型の発想にとわられない挑戦を果敢に行ってきた結果、今尚変わりゆく時代にふさわしい「やすらぎ」を追い続け、提供して参ることができました。
その後バブル期、バブル崩壊と大きな時代の荒波を乗り切って参りましたが、1995年、阪神・淡路大震災という未曾有の天災に見舞われます。しかし、そんな中でも我々に出来ることは無いかと考え、被災者の方々へ浴場を開放するという社会貢献の形を見つけました。
100年企業を目指して
「真のおもてなし」とは決してひとつではありません。
「100人のお客様がいらっしゃれば、100のおもてなしがある」の信念を心に、月光園のスタッフはお客様と向き合っています。
“宿”をお客様に提供する上で重要な温泉、客室といった設備は革新することができます。しかし、その設備を本当に生かし、お客様が心から満足される「おもてなし」に作り上げていくのは人間です。
私たちは一人でも多く、一日でも早くプロフェッショナルとなって欲しいとの思いから、育つのを待つのではなく、育てることを教育方針として、旅館業という多彩なステージの中で適材適所を考え、一人ひとりの能力が最も生かせる“場”を提供するために育成しています。
一人ひとりの力を発揮して
一言で旅館と言っても、客室係やフロント係のお仕事以外に、お客様の大切なお車を管理する係、美味しく美しい料理を創る係、お客様から見えない所で快適を作る係、縁の下で設備全般の保全・管理をする係、広告塔となって月光園を発信し、予約という形で受信をする係、旅館の運営を統括する係等多種多様のお仕事があります。
どの部署も旅館にとって重要なポジションであり、スタッフ同士の協力は欠かせません。
是非、この豊潤な自然に囲まれた有馬の地、月光園で「真のやすらぎ」の提供に向けて私たちと共に歩んでいきませんか。
代表取締役 奥田 真也